安土桃山時代に中国から伝来したものは何か

安土桃山時代と言えば、織田信長と豊臣秀吉が政権を握った1573年から1603年のことを指します。

この時代は絵画や工芸、建築や芸能などが発達し、豊臣秀吉が天下統一を行ったことから比較的平和な世の中が続きました。

だからこそ、経済的にも発達した時代だといえます。

そんな安土桃山時代には、どのようなものが中国からやってきたのでしょうか。

ここでは、この時代に中国から伝来したものについて解説します。

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お茶の道具

安土桃山時代は茶の湯が流行し、中国の名物茶道具などが重宝されました。

お茶と言えば中国から来たものですから、中国からやってきたお茶道具が人気を誇るようになり、だからこそ日本国内からもわび茶が流行したのです。

お茶の道具は大名から家臣に奨励の証として送られたこともありますし、お茶会が開かれ、特に武将と豪商の間でお茶会が開かれた場合、そのお茶会は政治にも影響を与えたと言われています。

同時に、南蛮貿易においては陶磁器のやりとりが行われました。

中国から日本に掃除機が送られ、日本から中国には南蛮漆器というものが送られたのです。

織物の類

さらに、中国から日本に送られたものの中には生糸や絹織物など、布に関係するものもありました。

中国から日本に送られた生糸の中には白糸と撚糸があり、これが日本における布織物の質を向上させたと考えられます。中国はインドに対しても生糸を送っていましたが、インドには白糸が送られただけでした。

薬の類

さらに中国から伝来したものの中には生薬があります。

生薬には大黄、甘草、山帰来があり、同時に砂糖もこの時に伝来したと考えられています。

なお、これらの商品が運ばれた南蛮貿易というのは、日本の商人、南蛮人、明時代の中国人、そしてヨーロッパとアジアの混血住民とのあいだでやりとりされていた貿易のことです。

東南アジアから東アジアにかけて、16世紀後半から17世紀の初めに行われました。

ですから、貿易品は中国から日本に対するもの、日本から中国に対するもの、中国からインドに対するもの、インドから中国に対するもの、そして東南アジアの商品と5種類に分けられています。

まとめ

いかがでしょうか。

私たちが日常的に使っているものの中には、中国からやってきたものがたくさんあります。

しかもこんな昔の安土桃山時代から様々なものが中国から伝来してきているので面白いですよね。

ちなみに、南蛮貿易において日本は中国に銀や硫黄、日本刀を送っていました。

さらに先立つ戦いで捕虜になった日本人や、文禄の役、慶長の役で捕虜とな

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